『図書館の大魔術師』考察ブログ

~しがないつぶやき【Z:sub】~

1年の後半戦

今日が7月1日ということは、元旦から数えて1年が半分、終わりました。

とはいえ、元日から6月末までの日数は181日、7月1日からの残りが184日ですから、正確など真ん中の日は7月2日ということになります(うるう年はひとまず無視)。

まァ、そんなことはどうでもいいのですけれど。

 

本来的には、夏至の翌日から1年の後半に入るはずだと思うのです。

 

なにしろ、夏至は1年でもっとも昼間が長い日で、ここを境に、今度は冬至に向かってだんだんと夜が長くなっていくわけで、古代の人々は恵みをもたらす太陽の力をたたえて、夏祭りを催したそうですね。

 

反対に、冬至は1年のうちでもっとも昼間が短い日で、それはつまり太陽の力が最も弱くなる日であるとも考えられます。それと同時に、そこを境にまただんだんと日が長くなっていく日でもあることから、太陽の力の復活を願ってまた祭りを催すわけです。

 

クリスマスはキリスト教でイエスの聖誕祭のことですが、もともとの土着宗教で(ケルト民族のドルイド教だったと思いますが)太陽の復活を願う冬至の祭りがあり、それと融合して広まったというふうに考えられます。

 

このように、人類は太陽の動きとともに自分たちの暮らしを顧みてきたわけで、カレンダーに合わせて「今年も半分が終わり・・・」とか「早くも今年の残りはあと半分となり・・・」とか、いたずらに言う必要はないのではないか、などと漠然と思う今日この頃でございます。