『図書館の大魔術師』考察ブログ

~しがないつぶやき【Z:sub】~

テストをかねて

全国どこの学習塾も同様でしょうが、ぼくが勤めている塾も例外ではなく、今年も冬期講習で忙しくしておりました。今年は年内29日まで、最後の2日間は両日とも個別指導80分を6コマ連続でした。20代の頃だったら、朝10時から夜10時まで、昼休憩の1時間だけで突っ走ることもできたのですが、30代も半ばになると、なかなかもうもたないですね。過去には30日の夕方まで授業をして、速攻で片付けて忘年会に集まったという年もありました。

今年は折からのコロナ禍によって、同僚どうし、友人どうしで集まるようなこともほぼゼロでしたね。リモートだの配信だのテレワークだの、デジタルでのやりとりが増えるなか、人と人とのリアルでのふれあいが、こんなにも意義のあるものであったと気づくことができたのは、ある意味で人類にとっての福音であったのかもしれないなどと思ったりして。

(お亡くなりになったかたや現在進行形で苦しんでいるかた、医療従事者のかたなどにはかける言葉もないのですが)


さて、長年休止させていたブログを、8月の末に思い出したかのように再開しておよそ4か月が経ちました。きっかけは今年の年明け、何の気なしにYahoo!ブログを開いたときでした。

大学1年のとき、巷でブログが流行っているのを耳にして、友人にそそのかされるままに立ち上げたまでは良いものの、直近の5年間、つまり今の会社に転職してからは完全に放置してしまっていたがために、Yahoo!がブログサービスをいつの間にか終了していたのに気づかず、全部消されてしまったのでした。それまで、時にまじめに、時にサボりながら断続的に書いていた記事も写真も全部消えて、デジタルのはかなさを痛感したわけですが、それはそれとして、もはや消えてしまったものは仕方がないと思っておりました。あまり物事に動じないタチでして。

ただ、今年の年明けからこっち、鬱積していた不満が夏頃になってついに爆発し、自分の文を本来の格好で発信したいと考えるようになりました。そこで、そういえばアカウントを持っていたことを思い出し、こうしてちょっとマジメに再開したというわけです。

ブログを再開したことは自分の周囲のごく一部にしか言っていなかったので、正味の話どれほどの人が読みに来てくれるのか半信半疑だったのですが、いや、ありがたいものだと思いました。

とくにトレンドを追いかけた記事でもなく、商品を紹介する記事でもないのに、それでも記事を上げれば読みに来てくれる人がいて、「いいね」もくれるし、フォローしてくれる人もいて、ブロガーとしての道を本気で歩みだした者として、その冥利に尽きる思いです。

ホントは週に1回、コンスタントに上げていきたいのですが、この塾講師という仕事、学校のイベントに合わせて忙しさが変わるもので、とくに秋の終わりからは、年明けから始まる高校受験の一連の日程に向けてのラストスパートということで、教務的には繁忙期になるのです。ゆえに12月は冬期講習とその準備でなかなか時間が取れなくて、ほぼひと月のあいだ更新が途切れたことをお詫びします。

で、また思いついたように更新することにした理由なのですが、アメブロを自分のTwitterアカウントと連動させてみたので(このTwitterのほうはYahoo!ブログ以上に更新してないものですが)、そのテストをかねて、ついでに年内最後の更新をしてしまおうと思った次第です。

年明けは3日まで休みですので、この間に少し記事を書き溜めたいと思っています。いろいろとシリーズを始めていますが、中でも「ロシアへの旅路」シリーズは早いところ上げてしまいたいと思っています。モスクワでの2週間の滞在の記録ですが、合い間の週末に行ったサンクト・ペテルブルクにそろそろ入っていきます。

ああ、書評レポート「ハリー・ポッター」も前半を上げたまま途中でしたね。「ある質屋にて」も記憶が薄れないうちに書かないといけません。そうこうしているうちに、以前から温めていた記事を書く時期にもなったので、追々書いていきましょう。楽しんでいただけるよう、がんばりたいと思います。


寒さが増している年の瀬ですが、これを読んでくださっている皆様も、どうぞお身体ご自愛ください。

それでは、よいお年を。