『図書館の大魔術師』考察ブログ

~しがないつぶやき【Z:sub】~

2022-01-01から1年間の記事一覧

【感想 / 考察】『図書館の大魔術師』第40話「室長からひと言(後編)」

※この記事は作品の重大なネタバレを含みます。お読みになるかたはその点を充分ご承知おきください。 ※本文内では、作中の用語を遠慮なく多用しています。 ■ 感想 その前に ■ 感想:第40話「室長からひと言(後編)」 ■ 考察:「シオ=フミスに室選択権は与えな…

【感想 / 考察】『図書館の大魔術師』第40話「室長からひと言①②」

※この記事は作品の重大なネタバレを含みます。お読みになるかたはその点を充分ご承知おきください。 ※本文内では、作中の用語を遠慮なく多用しています。 ■ 感想:第40話「室長からひと言」 ■ 考察①:渉外室実技 選択言語学習 ■ 考察②:私達は物語の中を生き…

【感想 / 考察】『図書館の大魔術師』第39話「百年の孤独(後編)」

※この記事は作品の重大なネタバレを含みます。お読みになるかたはその点を充分ご承知おきください。 ※本文内では、作中の用語を遠慮なく多用しています。 ■ 感想:第39話「百年の孤独(後編)」 ■ 考察:サブタイトル「百年の孤独」の真意 ■ 感想:第39話「百…

【感想 / 考察】『図書館の大魔術師』第39話「百年の孤独(中編)」

※この記事は作品の重大なネタバレを含みます。お読みになるかたはその点を充分ご承知おきください。 ※本文内では、作中の用語を遠慮なく多用しています。 ■ 感想:第39話「百年の孤独(中編)」 ■ 考察①:レオウは仮面帝国の後継者なのか □ 仮面の額にある紋章…

【まとめと考察】『図書館の大魔術師』舞台設定および世界観

※この記事は作品の重大なネタバレを含みます。お読みになるかたはその点を充分ご承知おきください。 ※本文内では、作中の用語を遠慮なく多用しています。 アトラトナン大陸 ニガヨモギの使者 灰白色の死 七大魔術師 民族大戦 アフツァック 七古抜典 アトラト…

【まとめと考察】『図書館の大魔術師』各まとめページへのリンク

『圕の大魔術師』では、この物語独自の世界でストーリーが進行している。 劇中ではその都度、その歴史・世界観・民族・信仰、そのほか組織・団体の構成などについて解説がなされているが、この記事では作中の情報を一括して見られるようにすることを最終目標…

愛読書レポート『図書館の大魔術師』

■ 書誌情報 作者:泉 光 (いずみ みつ) 版元:講談社 (月刊good!アフタヌーン) 連載:2017年12月〜 (既刊6巻。2022年8月現在) 図書館の大魔術師(1) (アフタヌーンコミックス) 作者:泉光 講談社 Amazon 図書館の大魔術師(6) (アフタヌーンコミックス) …

【感想 / 考察】『図書館の大魔術師』第39話「百年の孤独(前編)」

※この記事は作品の重大なネタバレを含みます。お読みになるかたはその点を充分ご承知おきください。 ※本文内では、作中の用語を遠慮なく多用しています。 ■ 感想:第39話「百年の孤独(前編)」 □ サブタイトルが現実作品と同一 □ ウイラの正体についての示唆 …

受験生の夏はオープンスクール

■ 夏はオープンスクール 香川県の公立高校では、夏にオープンスクールが開催されます。オープンスクールというのは便宜上の名称で、県教委による公式な言い方は「一日体験入学」です。 県教委から公表されている一覧には、高校ごとに日付や実施時間、内容な…

1年の後半戦

今日が7月1日ということは、元旦から数えて1年が半分、終わりました。 とはいえ、元日から6月末までの日数は181日、7月1日からの残りが184日ですから、正確など真ん中の日は7月2日ということになります(うるう年はひとまず無視)。 まァ、そんなことはどうで…

【県教委発表】志度・津田・石田の統合は「造田」に

■ 新校舎は「造田」に 香川県教育委員会から、さぬき市内の公立高校の統廃合について、新情報が発表されました。 以下、ニュースの要約です。 さぬき市内の志度・津田・石田の各公立高校を統合し、学科を複合した新高校を新たに建設 新高校の所在地は「造田…

試験投稿(メールから)

これは試験的な投稿です。 ブログを投稿するには、ウェブサイトにアクセスして直接書き込む以外に、メールという方法もあります。 はてなブログもその例にもれず、ブログごとに専用の投稿用アドレスが設定されています。以前に使っていたYahoo!ブログやアメ…

note 更新しました 「オープンスクール2022 日程一覧」

note を更新しました。 note.com 県教委のHPに載っている一覧は高校別なので、日程がかぶっているかどうかの判別がとてもしづらいのです。 日付別に直したものを図表データとして貼り付けておりますので、どの高校を見に行くか決める際の参考にしていただけ…

【県教委発表】「香川県 公立高校入試の内容見直し」について

香川県教育委員会から、令和5年度の公立高校入試の要綱が公表されました。 それと同時にその内容、とくに「自己推薦」の見直しについても、今回公式に言及されましたので、その詳細について少し検討しておきたいと思います。 ■ 「入学者選抜の見直し」要点ま…

ようやく整理ができたかも

5月の末にアメブロからはてなブログに引っ越して以来、記事にひとつひとつ入ってみて、自分で設定していたリンクや各種のレイアウトを調整してきたのですが、ようやくひととおりすべての記事を修正することができたように思います。 なんと言いますか、ぼく…

note 更新しました 「鎌倉幕府の成立は何年か」

note を更新しました。 note.com 「いい国作ろう鎌倉幕府」は近頃では使わないらしい。 鎌倉幕府ができたのは1192年なのか、1185年なのか。 その他の記事へのリンクはこちらから。 note.com

note 更新しました 「文系と理系」

note を更新しました。 note.com 文系と理系。 中学・高校で強制的に2分割されるけれど、その違いの本質はどこにあるのか、という話。 その他の記事へのリンクはこちらから。 note.com

note 更新しました 「診断テスト第1回の位置づけ」

note を更新しました。 note.com 今年度の診断テスト第1回は6/7㈫です。 診断テストは最終的な入試に向けての大切なステップですが、こと第1回に関しては、それほど力む必要はないのではないか、という話。 その他の記事へのリンクはこちらから。 note.com

note 更新しました 「模試から考える英語学習の意味」

note を更新しました。 note.com 注:タイトルの誤字はすでに修正済です。 模試の設問をきっかけに、外国語として英語を学ぶ意味について考えてみよう、という話。 わたしたち日本人は、外国語といえば英語と考えてしまいますが、英語だけ使えればすべてが解…

中世日本に思いをはせる

■ このごろ中世日本がなんだかアツい 今年の大河ドラマは、タイトルが『鎌倉殿の13人』。 主人公は幕府2代執権・北条義時。 頼朝による鎌倉幕府の創業から、北条一門の支配確立までが描かれるようです。 2022年は頼朝が征夷大将軍に任じられてから830年と端…

ハリポタ全巻 大人買い

■ 版型選び 『ハリー・ポッター』シリーズは、ぼくの読書に対する見方を変えてくれた本である。 高校生のときにこの本と出会っていなければ、ぼくはおそらく今でも本を読まない人間だったことだろう。となると、こんなふうにブログも書いていなかっただろう…

香川県の新刊発売日と近頃流行りのセットパック

■ 香川県の新刊発売日 筆者の住む香川県では、新刊の発売日が1日ずれ込む。 日曜は書店の配送がお休みらしいので、規定の発売日が土曜に当たってしまったときには週明けの月曜まで新刊が手に入らない。地方であれば香川県に限ったことではないのかもしれない…

アメブロから引っ越しました

■ ブログ移転 このたび、アメーバブログから「はてなブログ」に移転しました。 アメブロに何か大きな不具合があったというわけではないのですが、前々から、ブログを本格的にやるなら「はてな」で、と思っていたのを、今回思い切って踏み出したというわけで…

note 更新しました 「すごく・すごい」

note を更新しました。 note.com 言葉の違和感シリーズです。 軽薄なタレントの発言、「すごいおいしい」「すごいおもしろい」などは、国文法上は間違った表現ではないか、という話です。「すごいヤバい」なんて、もはや意味がわかりません。 言葉にはできる…

扇風機から異音、からの買い替え

ぼくは生来の暑がりで、気温が25度を超えると、自宅ではもう扇風機が手放せません。30度を超えようものなら冷房空間から出る気が失せるのは言うまでもありません。 ここ数日というもの気温がずいぶんと上がってきておりましたから、昼夜を問わず扇風機をフル…

note 更新しました 「香川県公立入試の平均点」

note を更新しました。 note.com 県教委から令和4年度の概評が発表されたことを受けて。 今回気になったのは、平均点そのものよりも、受験生の得点のピークが180~200点のところに来ているという事実です。180~200点なんて、そんな大勢が取れる点数ではない…

訃報に接して

コメディアンのかたの訃報を耳にするたびに、落語家の桂枝雀のことを思い出します。爆発的な笑いを生むその落語は余人をもって代えがたく、現在に至るまでまさに唯一無二の落語家でした。 笑いとは何か、そして人間とは何か、それらを極限まで突き詰めた結果…

note 更新しました 「何ですが」

note 更新しました。 note.com これも以前の記事の焼き直しです。 別に手抜きがしたいわけではなくてですね、言葉にかかわる事柄は、教育についてと同じくらい、ぼくにとっての関心事なものですから、これからも積極的に発信していきたいと思っています。 こ…

note 更新しました 「ほぼほぼ」

note 更新しました。 note.com 以前にエッセーとして投稿した記事の焼き直しです。本文自体は所々修正しています。 「言葉の違和感」シリーズは定期的・不定期的に、今後も継続していきたいと思っています。 その他の記事へのリンクはこちらから note.com

憲法記念日に寄せて

憲法記念日です。 塾屋としては、1946年11月3日の憲法公布日と、1947年5月3日の憲法施行日を間違わずに覚えておきなさいよ、と生徒諸君に教えるのが常のことです。公民のテストにおける定番ですから、中学生諸君には是非ともご記憶願いたいところです。 なぜ…