『図書館の大魔術師』考察ブログ

~しがないつぶやき【Z:sub】~

ゲーセン遍歴 ~クレーンゲームは三つ指で①~

ぼくの生まれた町は、うえに「ド」がつくほどの田舎です。かのWikipediaにも“過疎地”と書かれています。そんな田舎で育ったがために、ある程度の歳になるまでゲームセンターに入ったことがありませんでした。

 

そもそも、ゲームセンター自体が隣町まで行かないとなかったし、少年時代の行動範囲内にあったのは、せいぜいスーパーの一角に数台のクレーンゲームが置いてある程度のゲームコーナーでしたが、田舎では誰が見ているかもわからないようなそんなところには近寄りもしませんでした。

 

その反動か、30歳を過ぎたあたりから気が向いたときにゲームセンターに出入りするようになりました。ちょうど勤め先に平日休みがあって、ショッピングモールの中などにある昼日中の閑散としたゲームセンターで、ひっそりとゲームに興じるようになったのです。

 

ぼくがやるのはクレーンゲーム一択です。レースゲーム、メダルゲーム、格闘、スロット、競馬、リズムゲームなどさまざま置いてあるけれど、どれにも興味を惹かれない。たぶん、自身の深層心理を考えたとき、景品ゲームでないと、使った費用分に見合わないと感じているのではないかと思います。

 

そのなかでもとくに、アームが3本あって、制限時間内であれば微調整がかのうなタイプしかやりません。というのも、アーム2本のタイプで取れたためしがないので、もうきっぱり諦めて、3本アームのタイプしかやらないことにしているのです。

 

 

 マスターボール

 

記念すべき1個目。マスターボールのぬいぐるみ。でかい。

※ONE PEACE第1巻は大きさの比較用です。

たしか1PLAY=¥100の3回目で取れました。

本当はモンスターボールのほうが欲しかったけど、まだ店員さんに景品を入れ替えてもらうだけの勇気がなかったんですね。

 

景品を入れる袋がもらえると知らなくて、駐車場の自分の車までかかえていく道のりが恥ずかしかったのなんの。

 

クレーンゲームで景品になっているぬいぐるみというのは基本的にサラサラの手触りだから、金属製のアームとの相性がすこぶる悪いのです。だから、なるべく凹凸があって、アームでがっちり挟めるものが取りやすい気がしています。

 

だから、たった3回で取れたマスターボールは、テクニック云々よりも単に運が良かっただけなのだろう思うわけで。

 

経験則的に、スヌーピーは重心が頭にあるので、そこをがっちりと挟むことができれば、たいてい労せずして取れます。

 

 三毛猫

 

同様の原理でうまく取れた三毛猫のぬいぐるみ。

これはたしか、1PLAY=¥100の2回目で取れたはず。

 

 

もう20年くらい前でしょうか、ずいぶん流行った、たれぱんだ

あのへんから“癒し系”なる言葉が使われ出したように思いますが、でもそういった系統のキャラクターは近頃“リラックマ”に取って代わられている印象だったので、こいつが景品になっていること自体、少し驚きでした。

 

 たれぱんだ

 

女子高生らしき2人づれがかなり粘って挑戦していたんですが、ついに諦めて立ち去ったところをぼくがかっさらう格好となりました。これも1PLAY=¥100の2回目でした。

 

(つづく)